懸賞サイト・プレゼント大王が、宇宙へ進出? 火星から月に戻るとき、アクシデントに見舞われます。月に降り立ち、愛するフォーチュンに会うが、それは、フォーチュンではなかった。不思議な生き物に導かれるプレゼント大王。さて、無事に、フォーチュンと再会できるのか?(^^♪
こんにちは、王妃のフォーチュンです。今日は、月面基地から、ご挨拶です。
フォーチュンを追いかけて、宇宙へ! さあ、火星へロケットで飛ぶよ!
火星で、エイリアンと記念撮影! すぐ仲良しになれたよ!
あ~。こいつらだ!(*^^*)
「王妃様、MIBです。現在、月周辺で時空の歪みが発生しています。ご注意ください。」
こいつらも、ここから接触して来てたんだ。こいつら、偽MIBだよね。(*^^*)
MIBがいるということは、エイリアンがいるのか? 時空の歪みも、エイリアンのせいなのかしら?
ボク、フォーチュンと合流するため、今、火星から月へと移動中だよ! でも、うまくいかないのが、この冒険物語。さて、何が起こるのかしら?
「なんだか、コレ、変だね! 時空の歪みに入った?」
「フォーチュン、助けて・・・」
「神様、もう、ボクは、多くを望まない。」
「ただ、フォーチュンに会いたいだけなんだ・・・」
「メイドカフェで、ケイトに目移りしたのも、ボクが悪かった。ごめんなさい。」
(なんで、ここで反省してるの?)
「フォーチュンと。ジイや、国民の皆さんと、ただ、仲良く暮らしたいだけ。ただそれだけ。」
「それが無理だというなら、どうか、最期に、フォーチュンと会わせてください。」
そのころ、フォーチュンは、月面基地のキッチンで。お料理中でした。
「何かしら‗、大王様の声が聞こえたような気がする。気のせいかしら?」
「大王様は、今もうすぐ、月面基地に来られるので、大好物のオムライス作らなきゃ。」
※ここで、「オムライス」出てきました!(^^)/
「なんだか、胸騒ぎがするのう。何もなければ、いいのじゃが。。。」
ジイは、いつものとおり、業務をしております。
懸賞サイトのプレゼント王国は、いつものように、静かな時間が流れていました。
ふと、目の前のモニターを見て、AIの存在を思い出した。
「ボクは、何処へ行けばいいの?」
「まっすぐ、円の中心に飛んで行けば、月に行けます。」
「そうか、これで、ここを抜けられる。」「発進!」
すると、光るモノが現れた。中に、何かいる。
大王「あっ、これは。。。」
大王「神様なの?」
光るモノ「神ではない」
大王「どうしたらいい?」
光るモノ「見守るから、前に進みなさい。」
大王「うん、ボク、頑張る!」
大王は、不思議な生物に出会い、時空の歪をにけて、月へ向かった!
大王は、無地に、フォーチュンのいる月に戻ったと思ったが、違っていた。
なぜだ? どういうことなの?
「宇宙航行システムでは、確かに、月なんだけど、月面基地がない。」
「あの建物は、何だ?」
到着ゲートが開くと、愛するフォーチュンの姿が現れた。
大王「フォーチュン、ただいま。」
かぐや姫「いえ、私は、かぐや姫。帝は、月まで、私を追って来たのかしら?」
大王「帝? え? なんのこと? フォーチュン、どうした?」
そういえば、フォーチュンの何かが変わっている。なんだろう? この違和感は? フォーチュンであって、フォーチュンでない。。。
フォーチュン、いや、フォーチュンに似た女性の顔を見つめてたら、スマホのアラームが鳴った。
宇宙航行システムからのものだ。
表示は、「時制エラー」とあった。
そして。AIに、おそるおそる尋ねてみた。「今、何年?」
AIの答えが、スマホに表示された。
AD924. 平安時代? 大王は、膝から崩れ落ちた。
大王が、現代に戻って来る可能性があれば、フォーチュンと大王の絆が強いこと。ふたりの思いは、きっと時空を超えるはず。
大王「毎日、楽しい日が続く。これで、いいのだろうか?」
かぐや姫「私が、大王様のつらいこと全部忘れさせてあげる。」
つらいけど、ボクは、ここで、新しい人生を始めることにした。
大王「これが運命なんだ。フォーチュン、ごめんなさい!」
大王「かぐや姫といると楽しいよ。」
かぐや姫「大王様、それでいいのよ! おつらいでしょうけど、私たち、人間は、時空のはざまで、今を生きるしかないのよ。」
かぐや姫「私も、大王様も、ようやく、お互いを理解できる相手を見つけた。それで、いいじゃない。私、今、一番、幸せを感じているの。」
大王「うん、ボクも、同じだよ。」
でも、楽しい時が経つほど、やはり、忘れられない人がいる・・・
あの名作アニメみたいに、黄昏時には、ふたりは、時を超えた会話ができるかな?
たそ、かれ?時、1100年の時を超えて・・・
ふたりが会話できる、つかの間の、黄昏時。
お互いの気持ちを知り、再び会える未来を願う。。。
でも、地球と違う、月という環境で、そんなロマンチックなチャンスはなかった。
大王「かぐや姫、やっぱり、ボクの時代に戻るよ! お世話になりました!」
かぐや姫「大王様、それは残念だわ。 私、今度こそ、幸せになれると思っていたのに。。。 玉手箱、お土産に持って帰ってね!」
大王「うん、ありがとう!」
玉手箱は、お宝が入っておるのか、浦島太郎と同じなのか? それとも、混沌が入っているパンドラの箱なのか? はたして、開けるべきか? かぐや姫は、何を意図しておるのか? 怖い展開じゃ。これは、侍従長アターレの独り言じゃ。
また、同じ状況になったよ! 何か聞こえる!
光るモノ「さあ。前進するがよい!」
あの、不思議な生き物。なんだろう?
こんなことも言ってた。
光るモノ「よく、危機を乗り越えた。それでこそ、1国の王だ! これからも、自分の信じる道を歩きなさい。さすれば、道は拓かれん。また、会うこともあろう。さらばじゃ。」
麒麟は、仁政を行う王の元に現れるとされる伝説の霊獣。大王が会ったのは、麒麟なのでしょうか?
大王「フォーチュン! 現在、月軌道で待機中! 月面基地に、ようやく戻ります。」
フォーチュン王妃「大王様、フライト、お疲れさまでした!」
大王「うん、今度は、うまくいきそうだ。フォーチュンの、オムライス、やっと食べられるね。」
大王「フォーチュン、ただいま~。」
フォーチュン王妃「おかえりなさい。」
謎の美少女「おかえりなさいませ。」
大王「ん? 誰なの?」
美少女に目がとまった、プレゼント大王。困ったもんですね~。(*´Д`)
これは、三角関係の始まりなの?
アタリーノ侍従長「かぐや姫の玉手箱を開けても、結局、何もなっかたごじゃるよ。」
いえいえ、玉手箱から、コトンと何か落ちましたよ。(*^^*)
プレゼント大王の物語は、まだまだ続きます。バイバ~イ(^^)/
( おまけ )
インターポールで、銭形警部とバディを組んでた時のアタリーノ侍従長
プレゼント大王のいとこで、郵便係のメルル